カナダ最西端ブリティッシュ・コロンビア州にあるオカナガン地方(オカナガン・ヴァレーとも呼ばれる)は、160以上のワイナリーが集まるカナダ有数のワイン生産地で、夏場の長い日照時間と豊かな土壌が造り出すワインは、国内外のコンクールでの評価も高く、近年世界のワイン通の注目を集めています。

 
めぐまれた気候が上質なワインを

この地に初めてヴィティス・ヴィニフェラ種が植えられたのは1975年のことで、ワイン造りの歴史はまだ浅いのですが、その目覚ましい品質向上は、ワイン産地としてのポテンシャルの高さを物語っています。

内陸のオカナガン・ヴァレーは乾燥地帯で、海岸山脈の風下という影響を受け、夏の気温が高くて雨量が少ない上に、日照時間が長いという特徴があります。加えて、昼夜の寒暖差が大きく、気温の上がる昼間の気候が葡萄の糖度を上げ、逆に気温の下がる夜の気候は高い酸度レベルを保つのに役立ち、熟した果実実と爽やかな酸味の両方を備えたワイン造りに理想的な気候と言えます。但し、夏は殆ど雨が降らないため、灌漑は必要です。

土壌は、北部は氷河侵食作用により概して小石、砂土、沈泥、粘土で構成されているのに対し、南部は砂と砂利が中心です。

特に優れたワインの生産地域が多いのは、オカナガン湖の真ん中に位置する都市ケロウナからアメリカ国境まで、約120kmに渡り渓谷沿いに広がる丘陵地帯で、複雑な地形と地勢、標高や斜面の向きの違い、湖水の影響などからもたらされるミクロクリマとバリエーション豊かな土壌が作用しあい、多彩なテロワールに恵まれていることから、多様性に富んだワイン造りが可能になっています。

情熱と夢をワインに

また、オカナガン・ヴァレーでは、最近増加傾向にある国際企業グループの傘下に入るワイナリーとは一線を画し、造り手がワインに対する情熱や夢を形にするためにハンドメイドでワイン醸造を行っている個人または家族経営の小規模ワイナリーが少なくありません。

そして、当ショップでご紹介するワイナリーのオーナー、栽培家、醸造家たちも、ワイン造りに対する確固たる哲学や持ち、先進の栽培・醸造技術を取り入れつつも、職人的な、魂のこもったワイン造りを実践している人たちばかりです。

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